西と東を繋ぐたび ① 宇治川の流れを遡る

Posted by Anna(旧:Noa) On 2013年3月24日日曜日 0 コメント


3月9日、10日と西(京都・滋賀・奈良)への旅に行っていました。

去年の秋頃から漠然と春に西へまた行きたいと思っており、それを叶える事が出来ました。
ほぼ1年ぶりの西への旅行、会津巡礼でお世話になった京都のMariaさんとそのお仲間さん達とお会いする予定でウキウキ観光気分で向かったのでした。

当初の予定では初日にMariaさんたちとお会いし2日目は奈良を一人旅する予定でしたが、
2日目の予定がなかなか決まらなくて、当日のノリで決めようと思っていたら
2日目もなんとMariaさん達とご一緒させて頂けることに。。。(感激)
しかもわざわざ奈良まで来て頂きありがたい限りでしたっ。
気が付けば、観光?いえ、巡礼2daysになっておりました。

皆様のおかげで、普段観光では廻れないようなところも沢山廻らせて頂きました。

あちらの皆様と2日間もご一緒できたこと有難く嬉しいかぎりです^^
土地と人のご縁に感謝です。

初日は、私がメールにてリクエストしていた滋賀の三上山に行くということだけは決まっていたのですが、後はノープランだったので「どうする?」と云いながらも、あそこが気になる、行ったほうがいいかもなど…西の皆様のアンテナ大全開のパワフルさに合流直後から感激しておりました。
 

 まずは京都は宇治方面、天ヶ瀬ダムへ。
地元では有名な心霊スポットらしいですが、雰囲気が沼沢湖に似てるな~と思いました。
Mariaさんの歌声に合わせ、ひふみ祝詞やあわの歌を歌わせて頂きました。
光がキラキラと煌めいていて心地よかった。
琵琶湖を源流として瀬田川から宇治川、淀川、そして大阪湾へと至るこの水の流れ、もともとは神聖なものだったのでしょうね。(そして今も)

 

滋賀方面へ向かう途中、運転手をして下さったお仲間さんの氏神様である宇治田原の雙栗(さぐり)天神社に立ち寄らせて頂きました。


いや~~すごく素敵な場所でしたっ。拝殿の裏の山を少し登っていくと奥宮の磐座が。紫の光が見えていました。
 
宇治田原から滋賀県に抜ける途中にある猿丸神社へにも立ち寄りました。


「奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき」

の歌で有名な猿丸太夫がご祭神です。狛犬ならぬ狛猿ちゃんwwかわいい!
この記事を書こうと思って調べ物していて知ったのですが、猿丸太夫は陸奥国小野郷(南会津郡下郷や田村郡小野町、新潟県東蒲原郡阿賀町)出身という説もあるようで、地元との見えない繋がりを感じました。

そこから滋賀県大津市に入り、瀬田川の流れを遡り立木観音へ。
佐久那太理(さくなだり) に落ちたぎつ速川~♪のごとく轟々と流れる瀬田川。
深いブルーグリーンの水面が印象的です。

 
弘法大師ゆかりの立木観音、こちらでは有名な厄除け観音らしく、人がいっぱいでした。
700段以上ある階段を上るのですが、これがなかなかキツい。。そして天気も5月中旬のような暖かさで汗だくでした。笑 
会津にも立木観音が坂下の塔寺にありますが、 この旅ではなんだか地元との地名などの妙なシンクロがあり、立木観音で雑談していた時にも「阿賀」のキーワードが出てきて、この後阿賀神社にも行くことになりました。笑

東北の小さな会津の地と、西のエネルギーは何か見えない形で繋がっているのかもしれないですね。 

立木観音でのワークを終え、お昼御飯は石山寺の脇にある小松家さんへ。
しじみ御膳♡ 旅先の土地のものを頂けることは本当に嬉しいです。

   
琵琶湖から瀬田川、宇治川、淀川、大阪湾に続くこの一本の水の流れ。
この流れに沿って色々な歴史があったのだな~と、訪れる場所場所で思いました。
壬申の乱や宇治川の合戦、槇島の戦い、鳥羽・伏見の戦い…
どの時代にも何かしらの繋がりを感じるのは、行き先は殆どお任せ状態なのだけれど自分の必要なところに行くようになっているからなのかもしれないですね。

廻っている時は分からなかったけど、旅を終え今振り返ると無性にそう思えてなりません。



もう少し続きます。


Noa

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