イギリス時代の話。

Posted by Anna(旧:Noa) On 2012年1月22日日曜日 0 コメント

信じるか信じないかは貴方しだい!な話になってしまうのですが、私の過去世(前世)にまつわる小話を。

私には幼い頃、良く見る夢がありました。

小学校の遠足で担任の先生に引率されながら、クラスメイト達と一緒に歩いていると、着いた場所は何故か夕暮れの海辺…。
私の住んでいるところは東北の内陸なので、歩いていける距離にもちろん海はありません。
「ここどこ???」と思いつつも、何故かその景色に引き込まれていって、いつの間にか列を離れ、ひとりきりで浜辺を歩いている私。

右側には薄紅色に染まった大海原。ゆるいカーブを作った浜辺は岬のようになっていて、ちょうどその岬の上に赤い煉瓦造りの小さなお城が建っています。
そのお城には浜辺から上がれるようになっていて、気がつくと私はそのお城らしきものの階段を上へ上へと登っているのです。円形のキープ(塔)の螺旋階段を上り詰めると、海が一望できる屋上です。下は断崖絶壁。


そこから私は海を眺めているのです…。
ちょうど夕暮れ時で、真っ赤な太陽が海に沈んでゆきます。
それは今思い出してもとても美しい景色で、鮮明に色彩が蘇ります。
周りには人の気配がありません。

夢の中で私は、しばらく美しい夕日を眺めているのですが、もう夢が醒めそうだな~っていう頃になると、景色は一転、何故そうなったのか前後がよく分からないのですが、私の身は吸い込まれるようにその屋上から、崖下の海へと落ちていってしまうのです。
目の前に波しぶきと暗い海、完全に海に落ちるか落ちないかのあたりで「はっ」と目が覚めてしまいます。
それか急に場面が変わって、さっきの遠足に戻っている。というパターンも。。。

とにかく現実なんじゃないかっていうぐらいリアルな夢なのです。
潮風と潮騒の音、夕焼けに染まる波の色、赤い煉瓦の古びた感触、アーチ型の窓、そして海へ落ちる時の感覚…。


基本的に私が景色を見て、海に落っこちるだけの映像なんだけど、ごく稀に(一度だけかも)たった一人だけ自分以外の人が、出てきた時があったのでした。

白いシャツを着た金髪の男の子。(10~13歳くらい?)
何か寂しそうな感じで私に向けて喋っているのだけどなんだか言葉が良く分からない。
「僕はここにいたんだ。」
みたいな意味のことなんだろうと思います。
後からよく考えてみたんだけど、きっと外国語を喋っていたのだよね。
そりゃ、当時小学生の私には理解できるはずもなく。
ただ、彼の寂しさや孤独感のようなもの、、胸がしめつけられるほど伝わってきました。

言葉にしてみるとなんだかコワー(´Д`;)な話なんですけど、すごく懐かしくて胸がキューンてなる私にしては素敵な夢だったので、ずっと見てたいな~って思う夢でした。

実はこの夢、まさに自分の過去世そのものだったみたいです。

場所はイギリス。
私は王子、もしくは身分の高い貴族の子でした。
母親はどうやら父の正妻ではなく、いわゆるお妾さん。
正妻との間に跡継ぎ(男子)がなかなか生まれなかったので、最初、「この子に跡を継がせる!」と父は大喜びだったようですが、正妻からの恨みを買ったらしく、後に正妻に男の子が出来ると、岬の小さなお城(塔)に幽閉されてしまいました。
そして将来を嘆き、13歳ぐらいで海に身を投げて死んでしまったようなのです。
(別な方のリーディングでは突き飛ばされて亡くなったとも言われたのですが、そんな感じもしないでもないです。ま、知る必要のない真相はいつまでたっても闇の中なのかもしれませんね)

カモメと波の音だけが友達だった私なのですが、その時の姉(正妻の子)の一人が、私のことをとても可愛がってくれていたようで、食料などを城へ運ぶ一団にこっそり紛れて会いに来てくれていました。
その姉とは今世で再会することができました。
この子とはもう今世で会うことはできないかもしれませんが、また巡り合え本当に嬉しかったです。
ほんと出逢いって不思議ですよね~。


↑夢の中のお城、ちょっと違うけどこんな雰囲気の場所なんですよね~。またそのうち折をみて過去世の話なども綴っていきたいと思います~~。

美しいは裏切らない

Posted by Anna(旧:Noa) On 0 コメント

実はわたくし、去年の後半からずーっと心も体も低空飛行しておりました。
「楽しい!」という思いだけで、スピリチュアルなことや絵の世界へ飛び込んでいった2011年。
初めてお金を頂いて絵を描かせて頂いたり、イベントに参加してみたりと、大胆な1年でした。
またスピリチュアルや精神世界方面でも沢山のセッションを受けたり、自分自身でも沢山の方をカードリーディングする機会を頂きました。

けれどもその中で、沢山の人や想い、スタイルに触れるうちに、果たして「絵を描くこと」や「スピリチュアルなこと」って私にとってなんなのか?30歳手前で芽が出るかどうかも分からない事に邁進していていいのか?と思い悩むようにもなりました。。。

そんな自分の内的世界と並行して、現実世界でもいろんな人との別れやトラブルが続き、「物事の真実」というものがよくわからなくなってしまいました。
挙句の果てには、「ちょっと今スピリチュアルも、人間もお腹いっぱいかも。」みたいな状況に。笑
そして年明け早々、体にも不調が出て、数年来患っている持病が悪化したりしました。

でも先週あたりからそのもやもやに少し光が差してきた感じ。

27年の人生の中で、どんな時も変わらず信じれるものがあったことに気づいたのです。
それは『美』の力でした。

―美しいは、裏切らない。

世界中の全てのものを信用できなくても、『美しいもの』の力だけは信じられる。

暗闇に居る時、いつも私に一番強い光をもたらしてくれるのは、
『美』そのものの純粋なエネルギーでした。芸術でした。
美に震えるこころでした。

だから迷った時は『美しいかそうでないか』それだけ感じれればいい、
美しいものは本質だから、けして揺らぐことはない!
そう気づいたのでした。

日曜日の朝、薔薇のつぼみ、吸い込んだ深い緑のにおい、クリスタルのきらめき、教会のステンドグラス、フジ子・へミングのピアノ、ラファエロ・サンツィオ、パルテノン神殿、夏の夕暮れ、星の輝き。。。

それだけをエネルギー源に、そしてそれだけを求めて歩いてゆけばいい。

始めたからには結果を出さなくてはいけない、稼げるようにならなくちゃって、そう思っていたけど、私は本来、スピリチュアルなことや絵を通して何を伝えたかったのか。
そう、それは『美』そのものだったはず。

―この人生で私は美のために生き、美を広げるために歩んでいる。
―そう、既に私は絵描きになるプロセスを歩んでいるのだ。

たとえ絵が売れなくても、生きてる間に名前が知られなくても、どんな時も常にそこに向かって歩いているのだから、焦る必要はないと思ったのです。
いくら寄り道をしても、違うことやって生計を立ててたとしても、私は天国に行った時神様に、「私のこの一生は絵描きとしての人生でした。」って言うのでしょう。

なんちゃってね。ふふ。

今はいろんなことが信じれないかもしれない。でもそれでもいいのだ。
そんな私も愛しい私の一部なんだから。
私は美しいものの力を信じている。
そしてその美はひとの心にも宿っている。

いつかきっとそのエネルギーが私のハートを熱く溶かして、虹色の光を放つことでしょう。
その時はもうすぐそこまでやってきている気がするのです。


Love & Light

☆謹賀新年☆

Posted by Anna(旧:Noa) On 2012年1月10日火曜日 0 コメント


遅くなってしまいましたが、皆さまあけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします☆

昨年末お申込み頂いたチャリティーアートですが、お待たせしてしまい申し訳ありません。今週中には全て発送させて頂きますので、お申込みしてくださった皆様、今しばらくお待ちくださいませ☆
自分で言うのもなんですが、どの作品も良い感じに仕上がっていますよ~。

絵を描く楽しさ、再確認中です。

昨年は様々なご縁を頂き、絵やカードリーディングなどで素晴らしい経験をさせて頂きました。
今年は、少しカードリーディングのほうはお休みして、絵や創作に力を入れて行きたいと思っております。

カードリーディングやヒーリングなどをもっと深めて行くのもいいのですが、絵や創作物で自分の世界を表現する、それこそが私に使える最高の魔法なのではないのかと、新年に入り改めて感じました。
そしてそれこそがこの世界に返すことのできる私の愛なのだと思います。
『魔法使い』になる☆
これは、私が幼い頃からずっと抱いてきた夢です。
今年も最高の魔法使いになれるよう、進んでいきたいと思います。

love & light ☆

皆様の2012年がすばらしいものになりますように☆