2012年もありがとうございました。

Posted by Anna(旧:Noa) On 2012年12月31日月曜日 0 コメント


今年ももうあとわずかで終わりですね。
2012年はほんとに中身の濃ゆい一年でした。
しかしあっという間でしたね〜。
ご縁を頂いた皆様、こちらを読んでくださっている皆様、本当にありがとうございました。

はてさて大晦日の夜、皆様いかがお過ごしですか?
私は家族と紅白見ながらまったり過ごしております(^ - ^
今年は紅白で美輪さんのヨイトマケ見れて幸せです。
1年間忙しくしておりましたが、12月後半は、舞台や映画を観に行ったり、セッションやレインドロップを受けたり、お仲間や友達と美味しいご飯を食べにでかけたりと、自分のための豊かな時間を設けています。

来年はもっといろんなことを、現実に落とし込んでいけるように英気を養ってます^ - ^

皆様の2013年もステキなものになりますように。


沢山の愛と感謝をこめて。



Noa

[ 村田エフェンディ滞土録 ] 梨木香歩 

Posted by Anna(旧:Noa) On 2012年12月1日土曜日 0 コメント

村田エフェンディ滞土録 (角川文庫)

ムハンマドが通りで鸚鵡(おうむ)を拾った。市場へと下る途中の坂道で、下手から坂を上ってくるその鸚鵡と目が合い、思わず持っていた麻袋を被せてそのまま屋敷に持ち帰ったのだ。
だいぶ前に読み終わって、レビュー書こうと思っていたのですが、今の今になってしまいました。
うん、やっぱり梨木さんの小説はいいなぁ。笑
一時期、10代後半~20代前半のころ阿呆のごとく本を読み漁っていた時期があり、主に小説や詩篇のたぐいなのですが、量を読むことに躍起になって結局内容はまるきり覚えてないというものも多いのですが(笑)、その頃出会って今も読んでみたいという気にさせる作家さんの一人です。
本当に梨木さんの文体や物語の展開が今の私の肌になじむ…。笑
梨木さんの紡ぐファンタジーは、それは実体のないもやっとしたものではなく、何か真ん中のほうにしっかりとした真実を隠し持っている気がします。

はてさて、なにやら珍妙なタイトルのついたこの小説ですが、
滞土の「土」は土耳古(トルコ)のこと。
エフェンディとはトルコ語で「学士様」という意味の敬称らしいです。
内容を簡潔に説明すると『考古学を勉強する村田くんという一人の青年のトルコ滞在記』
になるのでありますが・・・。やはり梨木さんの紡ぐ物語なのだなあ、1899年という時代背景の中、村田くんを取り巻く様々な人々、宗教 神々。これらのものがかの地でファンタジックに交錯してゆくさまは淡々としながらも胸を熱くさせる。イスタンブールの景色や町並みの描写は、まるでその時代にその場所に立っていたと思わせます。
そして物語を彩るいきいきとした登場人物。
下宿先の大家の英国人ディケンズ夫人、同じように部屋を借りている、希臘人のディミィトリス、独逸人のオットー、下働きの回教徒のムハンマド。そして、ムハンマドのつかまえた鸚鵡(オウム)・・・etc。

梨木さんの作品にはどれも『死』というものが独特の形で扱われている気がします。
それは目に見えない世界に敬い寄り添って生きてきたわれわれ古き良き時代の日本人の本質のようなもの。
村田エフェンディ~とも繋がりのある梨木さんの「家守奇譚」ですが、こちらはさながら泉鏡花の世界。(鏡花ほど毒気はないけど)
木原敏江の「摩利と新吾」やヘッセの「デミアン」読んだ時の感じと似ている気がするのは私だけでしょうか。笑

 『およそ人間に関わることで私に無縁なことは一つもない 』

『楽しむことを学べ』

言葉の一つ一つが珠玉です。
宗教とは、国とは、戦争とは、人間とは一体何なのか、 、
そのエッセンスがすべてここに隠されているような気がします。

おすすめです。

茨城県神栖市 息栖神社

Posted by Anna(旧:Noa) On 2012年11月28日水曜日 0 コメント


茨城県神栖市にある息栖神社(いきすじんじゃ)にお邪魔してきました^^
 息栖神社は、もともと数キロ下流にあった日川地区にあり、大同二年(802年)にこの地に 遷座したのだそうです。
古くは香取海に浮かぶ沖洲だったそうで、息栖でなく於岐都説(おきつせ)(「沖洲の津」「沖洲瀬」の意)と呼ばれていたとの説もあります。




ご祭神は岐神(くなどのかみ)を主祭神として、天孫降臨のため遣わされた武甕槌大神を乗せて先導した天鳥船神(あめのとりふねのかみ)と航海や交通の神である住吉三神を祀っています。

岐神は、くなと(ど)・ふなどとも読み、黄泉の国から帰ってきたイザナギが禊の時に、投げた杖から化生したと言われており、道祖神や塞の神、猿田彦と同一視されています。
岐神も東国開拓の折り、出雲の国から東国に武甕槌大神(たけみかずちのおおかみ)を先導した神様です。

ここに祀られた方々は、どの方も道先案内人(神?)なのですネ。宮城の鹽竈神社の塩土老翁(しおつちのおじ)にも性格が似ていますね~。

また江戸時代にはご祭神を気吹戸主(いぶきどぬし)としているものもあります。

気吹戸主は罪穢れを祓い清める祓戸の神です、罪穢れを根国・底国に息で吹いてしまうという大祓祝詞の一節からも分かるように、エアー(風)属性の神様です。

ふふふ、エアーの神様、好きです。笑




立派な朱色の隋神門~♪素敵でした☆


~~~~~~~~~~






本殿を後ろから失礼してパシャリ。 
昭和に入ってから火災で本殿が消失し、それ以来コンクリートのお社だそうな~。
  
雨上がりだということもあってか、境内はしっとりとした空気に包まれていました。


ご神木の夫婦杉^^ なんと樹齢千年以上だそうです~~!スゴイ!

木の精霊さんが宿っていそうな雰囲気です。
 
その昔、若者たちが力比べのために持ち上げたという力石。
ミンナチカラモチダッタンダネ。笑




ちょうど菊の季節でした^^  So Beautiful !

 
 本殿よりも、息栖の森や木々が気になってしまって、誘われるがままに林の中へ。
すっごく心地良かった~~ やっぱり自然はイイ!!


最後に、一の鳥居まで戻って、日本三大霊泉のひとつ「忍潮井(おしおい)」を見にゆきます。





忍潮井は、旧社殿と同じく元々は数キロ離れた日川の傍にありました。

この辺りがまだ海だった頃に海水をおしのけて真水が湧いていたという、なんともアンビリバボーな井戸です。
大同二年の遷座と共にこの地まで引っ越してきたようです。

井戸は左右の鳥居の下、水中深くに女瓶・男瓶が据えられており、その中から水が湧き出しているといいいます。

男瓶は銚子の形をしていて、 女瓶は土器の形だそうですが、どっちがどっちだかわかりませんでした。笑 
 


というか忍潮井まで歩いてきて気づいたのですが、周辺に「猿田」という表札のお宅が何軒もありました。
後から調べたら鹿嶋市と、利根川を挟んで対岸の銚子にも猿田という地名があり、銚子の猿田には猿田彦が降臨したとされる猿田神社という社もあるようです。

う~ん、興味深いですね。


旅の最後に利根川を眺めました。

初めてまじまじと見る利根川に妙に感激。笑
この流れを遡っていくと、こないだ訪れた埼玉の行田市に繋がっているのだよね~。



今回も楽しき旅となりました。
息栖の神、土地の精霊たち。
ここへ導いて下さって、そしてご縁を頂きありがとうございました♡

埼玉県行田市 さきたま古墳群

Posted by Anna(旧:Noa) On 2012年11月10日土曜日 0 コメント

行田市のさきたま古墳群に先週の土曜行ってまいりました。古墳と言えば西のイメージが強いですが、関東の古墳は数も規模も西の古墳に負けず劣らずナノデスヨ。
古墳をマップ上に表示できるアプリをマイiPhoneに入れているのですが、行田市周辺で開いたら気持ち悪いぐらいマップ上にピンが立っていました。笑

さきたま古墳群といえば、国宝の金銘錯鉄剣が発見された稲荷山古墳が有名ですネ。
他にも日本で最大の円墳と言われ、豊臣秀吉が天下統一を進める1590年、家臣の石田三成が市内にある忍城を水攻めにする際に、この頂上に陣を張った丸墓山古墳など、かつては、40基ほどの大小の古墳が造られたことがわかっており、出土した遺物から5世紀後半から7世紀初めごろまでの約150年間に次々と造られたと考えられています。

どんな出会いがあるのか、わくわくしながら古墳群をめざし行田市へ車を走らせます。
このあたりかな?とキョロキョロしていると、古墳らしきものを発見。
近づいてみるとそこは、さきたま古墳群の北端である白山古墳群内の白山神社古墳でした。



7世紀前半に作られた円墳といわれています。
古墳の墳頂には白山姫が祀られていました。

 風がさわさわと、木々の葉を揺らしていました。



さて、お昼を食べ、目指すは本命のさきたま古墳群!
見てください!(笑)ほんっとに!テンションあがるでしょっ!!!
すんごおおおおぉい!!!!




手入れの行き届いた大きな古墳が沢山並んでいる姿というのは圧巻です。
そしてそして、何なのでしょうこの心地よさは。
白山神社古墳といい、古墳の概念を覆すような素敵に穏やかなエナジーに満ち満ちています。
きっとここに眠る古の貴人たちも、さきたまのこの麗しい大地を愛していたのでしょう。
だからこの慈愛の様な優しいエナジーが満ちてるのかな?と思いました。
それか元々何か聖地っぽい場所だったのでしょうか。
家族連れの人たち、カップルなど思い思いに陽だまりの古墳公園を散策する姿は、なんかいいなあって思いました。

あと、古墳と全く関係ないんですが、古墳の真横で謎の男性ラッパーが一人曲の練習していたのが気になりましたよww
なぜ古墳のそば選んだし!www 





古墳公園の一角に、埼玉の語源になった前玉神社(さきたまじんじゃ)があり、そちらにもお邪魔させて頂きました。
こちらは浅間塚古墳の墳頂に立っていますが、古墳公園とはまた違った独特のエネルギーでした。ふるいっ!濃いっ!『古墳』って感じです、ちょっぴり渡来系のにおいもするような。
ご祭神は前玉彦命(さきたまひこのみこと)・前玉姫命(さきたまひめのみこと)。



でもこちらも地元の人たちにとても愛されている場所なのだなと感じました。というか、社殿や手水舎の彫物がすごいっ。半端ないっす!手水舎の龍さん、カッコイイ☆こんな立派な手水舎どなたが寄進したのかしら?



うん、でも私的に白山神社古墳や古墳公園のほうが落ち着くかな。笑

最後に「のぼうの城」で有名な忍城へ。遅い時間だったので忍城おもてなし甲冑隊に会えなかったのが残念です。後でwikiったらのぼう様こと成田長親は小田原城降伏ののち、一時会津の蒲生氏郷のもとに身を寄せていたんだとか。 


さきたま、行田の素晴らしさを肌で感じた一日となりました。
 

ありがとうございます。


北口本宮浅間神社

Posted by Anna(旧:Noa) On 2012年10月18日木曜日 0 コメント


先日の富士山登山の 下山後に北口本宮富士浅間神社に行きました。

景行天皇40年(西暦110年)、日本武尊ご東征の折、足柄の坂本(相模国)より酒折宮(甲斐国)へ向かう途中で当地「大塚丘」にお立ち寄りになられ、そこから富士の神霊を親しく仰ぎ拝され「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」と仰せになりました。よって大鳥居が建てられ、大塚丘に浅間大神と日本武尊をお祀りし、当社の創建となりました。
 天応元年(781)、富士山の噴火があり、甲斐国主の紀豊庭朝臣が卜占し、延暦7年(788)、大塚丘の北方に社殿を建立しました。これが現在社殿のある地で、ここに浅間大神をおうつしし、大塚丘には日本武尊をお祀りしました。

北口本宮富士浅間神社 ご由緒 より抜粋


  

大鳥居、綺麗な光が差し込んでおります。
参道だけでなく、境内には大きな木がいっぱい!
お山がご神体なだけあって、雰囲気が日光の二荒山神社とか、二荒山の中宮祠に似てるかも。



隋神門でまた光のシャワー。


すっごく立派な手水舎。iPhoneの電池がギリギリで沢山撮れなかったのですが、彫り物とか素晴らしかったです。
見て、この龍かっこよすぎでしょう?笑


どっしりとしたご本殿。 う~ん、すごいなぁ。 
ご祭神は 木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火瓊瓊杵尊(ひこほのににぎのみこと)、大山祇神(おおやまづみのかみ)。


北口のおみくじは辛口だと聞き、ドMな私は喜び勇んで引いたわけですが、一言。

 国といふ くにのかがみとなるばかり
 みがけますらを 大和だましひ

こちらは境内社の諏訪神社。
元々、浅間神社が勧請されるまで、諏訪神社がこちらの土地神様としてあったようです。
有名な吉田の火祭りは、こちらの諏訪神社のもののようです。
古めかしくて重厚な独特の雰囲気。
ご祭神は、建御名方神と八坂刀女神。



諏訪神社手前にあったご神木がすごく素敵でした。
実は浅間神社の中で一番好きな場所はここです♡

  

ふふ、裏手にはこじんまりと級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長津姫命(しなつひめのみこと)をお祀りした風神社が、ここのエナジー、とっても好きです。


そして、本殿のほうに戻って摂社群にご挨拶。
一番奥の小さなお社、神武天皇社。



北口本宮富士浅間神社。
俗っぽい言い方であまり好きじゃないけど、パワースポットらしいパワースポット(笑)だと思います。
また、ゆっくりお邪魔したいです。

石を繋ぐ日々。

Posted by Anna(旧:Noa) On 2012年5月16日水曜日 0 コメント

アメブロをご覧頂いてる皆様はご存じでしょうが、最近、石を繋いでおります。
もとい、石のビーズを使用したブレスレットを作っております☆
先月のイベントで急に思い立ち、作ったクォーツや他の石達を使ったオリジナルブレスレットを持っていったのですが、その後、Facebookでブレスレット作ったよ~報告してたら、身内&友達から注文が殺到して、、、気が付いたら短期間で、計10本のブレスレットを作成しておりました。笑

今年の目標に石に関する何かをはじめると、手帳に記しましたが、、、
まさかほんとにはじめるなんてね(笑)

そんなわけで、こちらのブログでもここ数日で繋いでいた石たちの一部。(他にもアリマス)
Facebookで注文してくれた友達や同級生のみんな、ほんとありがとね☆



いっつもお世話になっている友達のちぇぶ様のブレス。
誕生石であるタンザナイトを中央に、ポップな感じに仕上がりました。
ドロップみたいで、なんかおいしそ~。笑



こちらも仲良しなYちゃんのブレス。ブルー系とのオーダー。
アクアマリンをメインにして、誕生石のブルートパーズをところどころに配置。
去年結婚してママになった彼女、いつまでも凛として素敵な女性でいてね。
そして幸せな家庭を築いてね~~(^^)/



お友達のMちゃんから、プレゼント用に恋愛系のブレスのオーダー。
ラッピングにドライのローズを一緒に入れてみました。
素敵な恋愛ができるようにと、魔法をかけて☆




親戚のお姉様からのオーダー。変な人除け&魔除けのブレス。
ホワイトラブラドライトをメインに、黒翡翠やブルータイガーアイを使用☆
魔除けだけどでも可愛さや女性らしさを忘れずに♪



同級生のG君からのオーダー。誕生石のターコイズ、アクセントにパイライト。
細身のブレスです。



番外編(笑)妹の彼氏にもブレスを作ってあげました。
オニキス×アイオライト、オニキス×レピドライトの組み合わせ。
だいぶ気にいってくれた様子です。笑



今後もゆるゆるとブレスレット作りはやっていきたいと思うこの頃。
本業じゃないので、あくまでゆるゆるですけど。笑
もちろん、HPに展示してあるブレスだけでなく、ブレスレットの作成はオーダーも承っております。
気になった方はご連絡くださいませ~。